お金ってなに?②
L:time代表の足野正洋です。
今回は前回から引き続きお金について考えてみたいと思います。
↓「お金ってなに?①」はこちら
「お金ってなに?①」では、お金とは価値尺度、交換手段、貯蔵手段の機能があるものとお伝えしました。
その話を踏まえて、今回はもう少し深く考えてみたいと思います。
先程のお金の3つの機能は信用低下やハイパーインフレなどにより、その機能を失う可能性があることは「お金ってなに?①」でお伝えしました。
このようなことが起こると、今日までお金として使っていたものが、明日にはお金ではなくなり、別の形をしたものをお金として利用するという可能性もあります。
実際に仮想通貨や電子マネーなどを所有、利用している方もあると思います。
これらもお金としての機能を有していますよね。
このように考えると「ますますお金ってなに?」って、なってきますね。
「FIRE」が生まれたとされる「Your Money or Your Life(お金か人生か)」の著書の中でお金について、
どのような状況でも100パーセント、常に真実であると言えること。それは、お金とは、あなたが自分の生命エネルギーを差し出して手に入れるものだということです。
と表現されています。
お金=生命エネルギー(時間)の対価として得るものとされています。
さらに、
あなたが持つ真の唯一の資産は、あなたの時間です。人生の時間です。
とされています。
このことについては、年間8800時間という時間は皆が平等に与えられているので、真の資産であるというのは理解しやすいと思います。
つまり私たちは唯一の資産である「時間」を差し出して、「お金」と言われるものと交換し、それを物やサービスと交換しているということになります。
この概念では「お金を使うということは時間(生命エネルギー)を使うこと」となります。
また「お金を稼ぐ」というのは「時間を稼ぐ」ということとも考えることができます。
ただ、お金を沢山稼いだとしても散財していると時間を増やすことにはなりませんし、むしろお金のために仕事する時間は増えるかもしれません。
真の資産である「時間」を増やすためには沢山稼ぐことよりも無駄な支出を減らし、貯蓄(資産)を増やすことが重要となりますね。
このように考えるとお金を使う時に、
「これ(物やサービスなど)は自分の時間を〇〇時間使うほどの価値があるのか」と自問することで、ライフスタイル(消費パターン)を見直すきっかけにもなりそうです。
お金のために使う時間を減らして、自分のために使う時間が多くなることが「真のお金持ち」なのかもしれませんね。
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