損失が出ても売ってはいけない⁉︎4つの理由
L:time代表の足野です。
資産運用を躊躇する理由に「不安」があるとされています。
もちろん、資産運用にはリスクがあります。
しかし、リスクコントロールをすることで効率的に資産を増やすことも可能となります。
資産運用の不安には、「資産が減ってしまうかもしれない」というものが大きいと思います。
その不安は、資産運用を始めてからもあると思います。
そして、実際に損失(含み損)が出ている場合には不安が強くなり売ってしまおうと考えるかもしれません。
しかし、ここで
やってはいけない行動はすぐに売却することです。
理由は4つあります。
1つ目は、含み損(計算上損失があるが確定していない損失)が売却することで損失が確定しまうからです。
含み損の状態では、まだ損失は確定していません。
保有し続けることで損失をリカバリーし、利益へと転じる可能性もあります。(もちろん、損失が大きくなることもあります)
売却し損失を確定することは可能性を無くすことになります。
2つ目は、長期保有によりリターンが安定することが言われているからです。
保有期間が短い場合には、一時的に損失が出ることもありますが長期保有によりリターンが安定することが言われています。
これについては、「長期・積立・分散投資」の記事に詳しく書いていますのでそちらをチェックしてください!
3つ目は、世界の経済は右肩上がりだからです。
これまでの歴史では、『〇〇ショック』で株価が暴落することが何度もありましたが、その都度数年間かけて経済は回復してきました。
これからもそうなるとの確信はありませんが、一時的に損失が出たとしても回復する可能性は高いと考えられます。
4つ目は、損失が出ているときは株価が下がっている状況なので、同額でも多く株式(または投資信託)を購入できるチャンスとも考えられるからです。
極端に言うとバーゲンセールですね!
多く購入できるということは、損失のリカバリーも早くなりますし、値上がりした場合には利益が大きくなります。
以上が損失が出ても売ってはいけない理由です。
逆にあえて損切りをするなど様々な考え方もありますが、今回は長期投資の視点でお伝えしました。
いずれにしても投機のように頻回に売り買いをするのではなく、長期・分散投資として長く保有しても良いと思える株式(または投資信託)に投資することが大切です。
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