物価上昇に備えませんか?

L:time代表の足野です。

気分も新たに新年度がスタートしました!
暖かくなり外に出るのが気持ち良い季節になりましたね😊

さて、そんな中4月からは値上げラッシュというニュースが頻繁に流れています。
あの「うまい棒」が12円に値上げするというのも衝撃的でした!1979年の発売以来初めてのことのようです。

その他にも食品や日用品から電気代、ガソリン代、高速道路料金などあらゆる項目が値上がりします。

【値上げされる食品や必需品一覧】
その背景には、欧米でコロナ後に低迷していた消費活動が回復したこと、原油などのエネルギー価格の高騰またはそれに伴う原材料費高騰、物流費高騰など様々な要因が相互的に関与しているとされています。さらに、ウクライナ情勢による資源高や円安があいまってさらなる物価上昇に繋がるとされています。

物価上昇(インフレーション)の過熱感が強くなると相対的に通貨の価値が下がることになります。そこで通貨の価値を維持するために過熱感を抑える必要があるとされています。
インフレーションを抑える方法にはいくつかあるようですが、その一つに政策金利の引き上げがあります。

今後物価が上がるとわかっていれば借入をしてでも購入して高くなったところで売却し利益を得るという流れが強くなります。すると、さらにハイパーインフレーションへと加速していきます。
そこで、金利を引き上げ消費行動を抑制することで物価上昇を抑制します。

日本では政策金利の引き上げについて意向は示されていませんが、欧米では金利引き上げの政策が進められる予定です。

日米間の金利格差が大きくなると円安はさらに進み、相対的に円の価値は下がることになります。
そうなると、日本でも政策金利の引き上げもあり得ると考えられます。

政策金利は住宅ローンの変動金利に影響を与えますので変動金利上昇に伴いローン返済額が増加することにもなります。

インフレーションにより相対的にお金の価値が低下すると、気づかないうちに資産が減る(または増えない)ということにもなります。

バブル崩壊後から日本経済は長いデフレーション(物価低下)が続き、「失われた30年」と呼ばれています。
それゆえ、40代以下の世代ではインフレーションになった時、生活をどう組み立ててよいかわからないと言われています。
日銀の物価目標である実質2%のインフレーションが10年間続くと現金の価値は18%下がり、20年続けば約33%も下がります。
100万円が実質67万円の価値しかなくなります。
今までのように資産を預貯金のみで保有している場合には資産価値は低下することになりますが株式や不動産などのモノの価値は上昇します。
つまり、インフレーションに備えるためには資産を組み替えるという発想を持つことが大切になります。

インフレーション自体は好況時には悪いことではありませんが、問題は所得増加が伴わないことです。

所得増加が伴わないインフレーションのことをスタグフレーションと言います。

スタグフレーションでは、支出は増えるけど収入は増えないので家計負担が増えるだけとなります。

これから1年間の家計支出額は年間4万円〜7万円増加すると試算されています。
今まで通りの生活をしていて支出額がこれほど増加するのは家計には痛手ですよね😅

この機会にあなたも家計や資産配分について見直してみませんか?
ご相談お待ちしております😊
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L:time (健康的で豊かな人生の実現を支援するファイナンシャルプランナー)

使命は「金融リテラシー向上を推進し、健康的で豊かな人生の実現を支援する」です。 豊かな人生とは、コントロールできる時間や選択肢が多い柔軟性の高い人生を指します。 豊かな人生には「健康」「仕事」「お金」が必要だと考えます。 人生とは時間そのものです。 L:timeのLはLIFEの頭文字であり、人生すなわち時間という意味を込めています。 皆様の豊かな時間を実現できるお手伝いができればと思っております。

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