資産とキャリア形成
L:time代表の足野です。
以前、有形資産と無形資産についてお伝えしました。
※「資産ってなに?」はこちら↓
昨今人生100年時代と言われキャリア形成の重要性が述べられていますが、キャリア形成と有形・無形資産には関わりがあるとも言われています。
そこで、今回は資産とキャリア形成の関係について考えてみようと思います。
キャリア形成と資産形成
キャリア形成となると無形資産(知識や経験、人との繋がりなど)の側面が強い印象ですが有形資産もキャリア形成と密接な関係があります。
著書LIFE Shiftの中で、
キャリアシフト(またはキャリアチェンジ)する際には、金融資産などの有形資産と人との繋がりや知識などの無形資産をかけ合わせることが必要であるといったことが述べられています。
また、このブログでも何度も紹介している「FIRE」の概念においても、無形資産である時間を増やすために有形資産である金融資産を無駄にしないこと(または効率的に増やすこと)が言われており、経済的に自立することは時間(無形資産)を増やすことになります。
経済的に自立し無形資産である時間を最大化することで、新たなキャリアへチャレンジする際のハードルが下がることは容易に想像できると思います。
また、人生100年時代と言われ就労期間または引退後の期間が長くなってきています。
就労期間が延びることは定年退職の年齢が上がります。そのため、1人の人生の就労期間よりも寿命が短いという企業も増えてくることが想像できます。
そうなると、終身雇用制度はいつまで続くのかという不安も出てきますし、新卒から定年退職まで一つの組織で完結することは少なくなるとも考えられます。
このような時代では、企業の倒産リスクや就労期間(または引退後の期間)が延びることでのリスクを回避するためにキャリアシフトしながら人生を歩むことも必要になるかもしれません。
ある時期には有形資産を増やすために企業に身を置き、ある時期には無形資産を増やすために起業する、またある時期には家族との時間を優先するために仕事をしないなど、自分の人生を中心にキャリアシフトするこは自分自身の人生をコントロールすることにもなりますね。
このようにキャリア形成と資産形成は密接に関係しています。
どのようなキャリアを歩むにしても、資産とは何かを知ることは夢や目標を達成するための力となりますし、キャリアシフトする際のリスクヘッジにもなると思います。
0コメント