仕事の本質とは?
L:time代表の足野です。
実質時給を上げるためには、仕事にかかる費用または時間を減らすことが必要です。
※実質時給についてはこちら↓
仕事にかかる時間の一つに通勤(移動)時間があります。
コロナ禍において、オンライン会議やテレワークが当たり前となってきましたが、移動時間がなくなり時間を効率的に使えると感じておられる方も多いのではないでしょうか。
「健康経営の推進について(経済産業省ヘルスケア産業課)」の中で、
新型コロナの災禍は、これまで当たり前と感じていたものを問い直す貴重な契機を与えてくれた。
とあり、
「仕事とは会社に行くことではなく、付加価値を生むこと」と述べられています。
改めて明記されていると至極当然のことのように感じますが、今までは職場まで行くことが仕事という認識があったように思います。
移動しなくても仕事ができるという気づきは、仕事の本質を考える機会になっていることは間違いないですね。
ただし、どんな状況でもその場に行かなければできない仕事も多くあります。
そのような仕事をしておられる方は、もしかしたら自分には関係ないと感じておられる方もあるかもしれません。
しかし、少し考えてみましょう。
その場だからこそ付加価値を生むことができるということは、その場で仕事する意味をより一層強く認識する機会になるとも考えられます。
また、仕事の目的には
- お金を稼ぐ
- 安心感(居場所の確保、退職金など)
- 伝統(家業、みんな働いているからなど)
- 社会貢献
- 学習
- 権力(影響力、尊敬と賞賛を得るなど)
- 社交(同僚との繋がり、コミュニティ)
- 時間管理(秩序ある生活リズム)
などがあり、物質的・金銭的な役割(給与をもらうなど)と個人的な役割(感情的、知的、心理的、精神的なもの)の2つの役割があります。
雇用された仕事が果たす目的は、一つだけと言われています。
それは、「給与をもらうこと」です。
これこそが仕事とお金の唯一の接点です。
その他の目的は、お金ではない他の報酬です。
これらは雇用された仕事でも目的を果たすことができますが、いずれも給与をもらえない活動からも手に入れられるものです。
「より付加価値を付けるために自分はその場で何ができるのか」、「その場で仕事をする意味はなにか」という問いを立てることは、自分の仕事と人生を考えるきっかけになるかもしれんません。
今回は仕事について考えてみました。
皆さんも是非、自問自答してみてください。
今まで気づいていなかった価値観に気づく機会になるかもしれません。
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