資産を減らす8つの習慣
L:time代表の足野です。
今回のテーマは「資産を減らす8つの習慣」です。
①資産を把握しない
現在、自分自身の資産を把握しないことは現在位置が不明確な状況です。
資産形成しようにもスタートラインがわからないので目的地が不明確です。
目的地がわからないので、どのように進めば良いかわかるはずもありませんね。
まずは資産の棚卸しから始めましょう。
②収支を把握しない
毎月の収支を把握していなければ、貯蓄は行き当たりばったりになってしまいます。
そもそも、家計が黒字なのか赤字なのかすらわからなくなってしまいますので、計画的に資産形成することとは程遠い状況です。
株式会社マネーフォワードの「お金の意識調査2020」によると、アンケートに回答した16,179名のうち5,874名(36.3%)が家計管理により家計が改善したと回答しています。
その中で家計が改善したと回答した方の、平均改善額は27,878円/月とあります。
年換算では、なんと約33万円も改善しています。
収支を把握することは、家計改善に繋がりますね。
③固定費をアップする
住居費、保険料、通信費、光熱費、税金、社会保険料、サブスクなどが固定費にあたります。
これらにより、毎月一定額が出ていくのでこれをアップすることは資産を減らすことになります。
ちなみに、固定費削減により年間数万円〜数十万支出を減らすことができます。
④生活レベルを高くする
これは前述固定費アップとも関連しますが、生活水準全体を上げることです。
例えば、同じ服でもブランド品ばかり買うことや食材でもとりあえず高いものみたいに使ってしまうことです。
資産形成に不利となる『パーキンソンの法則』という法則があります。
これは、「収入が増えれば支出も増える」という法則です。
収入が高くなると生活レベルまで高くしてしまう人間心理なのでしょうか。
これには気をつけたいですね。
⑤何気なく支出する
「ラテマネー」と言われるものです。
ラテマネーの例には、
・朝コンビニで買う、コーヒーとパン
・自販機で買う、ペットボトルのお茶
・出勤前に立ち寄るカフェ
・ATMでの手数料
・やめられないタバコ
・帰宅時に立ち寄り、物色してしまうお菓子
・ATMでの手数料
・やめられないタバコ
・帰宅時に立ち寄り、物色してしまうお菓子
や雑誌
などがあります。
これらは、1回の支出額は小さいですが習慣となっているので長い目でみると大きな額になります。
例えば、毎日自販機でコーヒー2本買うと240円です。
仮にこれを30年間5%で運用したとします。
元本は262万8000円です。
最終資産は597万7000円になり、約335万円の利益が出る計算になります。
ラテマネーとして支出した額は元本分の資産から無くなっているので、その差額は860万5000円にもなります。
⑥物を買うときに判断基準が曖昧
例えば、「いつか使うかもしれない」とか「安いから買っておこう」などかここにあたります。
その物が必要な理由が曖昧であったり、数日したら欲しくなくなっていたということはありませんか?
それらは判断基準が曖昧な購買であり、ただ広告などに踊らされているだけかもしれません。
マーケティングや行動経済学は巧みなのでなかなか全てを自制することは難しいかもしれませんが、自分自身の購買行動を客観視してみると良いかもしれません。
⑦ギャンブルをする
散財の典型ですね。
節度を持って娯楽として楽しむことはある程度許容できるかもしれませんが、基本的にギャンブルは資産を築くうえでマイナスです。
仮にパチンコで毎月2万円使っているとしましょう。年間24万円です。
これを30年5%で運用すると、
元本720万円、最終資産1637万円、利益917万円となります。
パチンコで30年間続けて年間30万円利益を出し続ける可能性はどの程度あるのでしょうか。
⑧忙しくてお金のことは後回しにしている
これは多くの方が共感できる部分ではないでしょうか。
「関心はあるけれど今なんとかなっているから」と後回しにしてしまう。
この気持ちもとても良くわかります。
しかし、一度立ち止まり家計を見直すことで習慣が変われば、それは一生ものです。
忙しい時間の合間に少しだけ時間をとってみましょう。
以上、「資産を減らす8つの習慣」でした。
最後に、
あまり節約だけに目がいくと息が詰まります。
浮いたお金で、
・運用して夢のための時間を作る
・自己投資する
・旅行に行く
など目標を立てて、
その先の楽しいことを想像してみると良いかもしれませんね。
参考にしてみてください!
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